2023.03.15

不動産を売却する前にリフォームをした方がいいのか、迷っている方もいるのではないでしょうか。
きれいな状態の方が高く売れそうですが、必ずしもリフォームした方がいいわけではありません。
そこで今回は、不動産売却前にリフォームするメリットとデメリットについて解説します。
▼不動産売却前にリフォームするメリット
■印象が良くなり買い手が見つかりやすくなる
築年数が古く室内の汚れや欠陥が目立つ物件は、あまり第一印象が良くありません。
見た目が悪いと住みたいという気持ちが薄れるので、売れにくくなる可能性があります。
売却前にリフォームすることで印象が良くなり、購入を決意しやすくなります。
■購入後すぐに引っ越せる
中古物件を購入する方の多くは、購入後に自分でリフォームをしています。
そうすると購入してもすぐに引っ越すことができません。
しかし、事前にリフォームしておけば購入後すぐに引っ越せます。
▼不動産売却前にリフォームするデメリット
■売り出し価格が高くなる
売却前にリフォームすると、リフォーム費用を負担しなければなりません。
リフォーム費用を回収するには売り出し価格に上乗せすることになりますが、そうすると相場より価格が高くなります。
売り出し価格が高くなるほど売れにくくなるので注意が必要です。
■購入希望者が減る可能性がある
中古物件の購入者は、安く購入して自分好みにリフォームしたいと考える方が多いです。
事前にリフォームすると買い手の趣味や好みに合わないことがあり、購入希望者が減る可能性があります。
▼まとめ
不動産売却前にリフォームすることで印象が良くなり買い手が見つかりやすくなり、買い手は購入後すぐに引っ越すことができます。
一方で、売り出し価格が高くなり購入希望者が減る可能性があるので注意が必要です。